AFNとは:

Asia Forest Network (AFN)は、アジアの森林の持続的利用と保全のために、コミュニティー(農山村に暮らす住民)の役割を守ることを目的しています。
AFNは、プランナー、政策決定者、政府の森林管理部門、学者、研究者、また多くのNGOによって成り立っています。
1992年の設立以来、アジア、欧米、アフリカ、南米、カナダにわたる30団体、700人以上の個人と関係しながら活動を続けています。
AFNは、アジアの地域ネットワークです。現在のAFNの活動の中心は、東南アジアにおけるコミュニティーが主体となって森林管理を行う“コミュニティー・フォレスト・マネジメント”(Community Forest Management: CFM)の推進です。現在の活動は、EU(ヨーロッパ)及びUSAID(米国)からのサポートを受けて行われています。 現在の活動は“Commmunity Forest Management Support Project for Southeast Asia ”(CFMSP-SEA)という名のプログラムのもとで、カンボジア、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナムの各国で、現地のパートナーに対して、技術的支援、トレーニング、小規模の助成、また出版活動というかたちで支援を提供しています。またこれら活動に加え、CFMの経験から得た貴重な学びを相互に交換できる場として、地域交流(Regional Exchanges)も推進しています。

 AFNの活動:

ネットワーク活動は主として次の5つの活動からなっています:地域交流(Regional Exchanges)、各国のワーキング・グループ;フィールドにおける手法の開発;フィールド訪問;各国のコミュニティー・フォレスト・マネジメントのケーススタディーの記録・文書化。
AFNの活動には、コミュニティーの支援とマッピング、フィールド・リサーチ、出版、国内・国際の政策ダイアログへの参加が含まれます。

 地域交流(Regional Exchanges):

東南アジア各国では、CFMを国の政策として取り入れるための準備を行っていますが、国によってそのアプローチ、また進捗状況は大きく異なっています。各国政府は、CFMによる全国的な森林管理を目指し、そのプロセスにいかにしてコミュニティー・市民を取り込んでいくかを模索しています。各国の森林管理に関わる専門家が一同に会して、他の国や地域の傾向を比較しながら、自国を分析し、お互いの成功あるいは失敗の体験から知恵を得る場が必要です。
AFNでは、各国のパートナーに対して、他の国や地域で目的を同じくして活動している仲間との交流の場をつくり、そこから派生する新しい知の生産を促しています。具体的には、東南アジアからの参加者によるミーティング、フィールド・ワークショップ、またフィールドの訪問を企画、実行しています。
また、地域交流を企画するに当たっては、必ずフィールドに行く機会をプログラムに組み込み、参加者が森林やコミュニティーの実態についてより明確に理解できるように工夫しています。地域交流の場を通して、各国での活動の近況について情報を提供しあう場でもあります。

Regional Meetings:
フィリピン ボホール島 (2001年6月)「CFSP−SEA」
カンボジア シアム・リープ (2002年10月)「アジアのCFM政策:転換の経験」
タイ チェンマイ (2003年11月)

Regional Field Workshops:
フィリピン セブ島 (2002年2月)「CFM分析と計画に関する戦略的手法」
インド アンドラ・プラデシュ (2002年3月)「CFSP‐SEA2000」
ベトナム カオ・バン (2003年9月)「コミュニティープランとアグリーメントによるCFMの効果と持続性の追及」

その他AFNの活動(英語)
報告書:『東南アジアの森と人々』


 本書は東南アジア6ヶ国(カンボジア、インドネシア、ラオス、フィリピン、タイ、ベトナム)の森と人々に関する報告書です。

これらの国々では、森林管理における地元住民の役割を高めていこうという活動が、村人たちやNGOスタッフ、そして行政や援助機関によって取り組まれています。

本報告書は、それらの諸経験を包括的にまとめたものです。

 『東南アジアの森と人』(日本語pdfファイル)ダウンロード  
  その他AFNの出版物(英語)